ジュエリーコンシェルジュ原田信之

原田信之 所有されているジュエリーの活用方法をアドバイスする株式会社ジュエリーアドバイザー アンド ギャラリー JAAG(ジャーグ)の代表のブログ。オークションの査定や百数十回に及ぶ宝石の海外買い付け、ジュエリーのプロデューサーとしての経験を生かして、相続や売却、資産性のある宝石の購入のアドバイスをします。

2018年02月

マダガスカル サファイア最新情報

マダガスカル サファイア鉱山

2月25日(日)18:00-18:54 BS TBSの「麗しの宝石物語」で今話題のマダガスカルサファイアについての番組が放映されます。
ご存じアヒマディ博士が鉱山を訪問してフィールドワークをします。
今回は鉱山のある場所まで道なき道を切り開きながらの行軍で、まさにインディージョーンズそのものだったようです。
普段足腰を鍛えている博士も足を痛めて、命からがら帰ってきたようです。

現在、良質のプレシャスストンの産地はモザンビークとマダガスカル抜きでは語れません。
ルビーはモザンビーク、サファイアはマダガスカル。
地図で見ると近い位置にある両国の成り立ちは全く異なります。
アフリカ地図

大陸移動説によると1億年以上前はマダガスカルとインドの先端のスリランカはアフリカ大陸の東(現在のマダガスカルの位置)の海に位置する同じ陸地で、1億年ぐらい前から2つに分かれてマダガスカルはアフリカの東にとどまり、もう一つは更に東に移動してインドぶつかってスリランカになったとされました。
スリランカは宝石の産地として伝統があり、特に良質なサファイアが有名です。
元々同じ陸地であったマダガスカルからはスリランカと同様なサファイアが産出されています。
長く産地であったスリランカに比べて、比較的最近に本格的な開発が始まったマダガスカルは新たな鉱山の発見が期待されています。

マダガスカルとスリランカが分かれるシミュレーションをこちらの動画で見ることが出来ます。


宝石好きの方は必見の番組です。

NHK「あさイチ」再放送!

NHKあさイチ

12月11日に放映された「あさイチ ジュエリースペシャル」が2月14日(水)バレンタインデーに再放送が決まりました。
昨年の「あさイチ」の中で好評の特集を3本再放送する中に選ばれました。
私がジュエリーの見分け方や洗浄方法を実演しています。
3月に降板する有働さん井ノ原とご一緒出来て記念になりました。
デヴィ婦人は本当にジュエリー通です。


あさイチ「ジュエリースペシャル」
地上波:NHK総合
2018年2月14日(水) 8時15分〜8時55分


〇番組内容
バブル時代のジュエリーがタンスに眠っているという人に耳より情報!もしかしたら今、売り時かも。売るかどうかを見極めるコツや、高く売るワザをお教えします。本物のダイヤモンドを見極める方法は必見!青春の思い出をどうするかはあなた次第です。

〇出演者

ゲスト
デヴィ・スカルノ,虻川美穂子,諏訪貿易株式会社取締役…原田信之,

キャスター
井ノ原快彦,有働由美子,柳澤秀夫,

リポーター
雨宮萌果

あなた知らないオークションの世界

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 今回はオークションの心理戦について言及しよう。オークション会社で一番重要な仕事は集荷に尽きる。もちろん買い手を集めることも大切だが、魅力的な物が無ければ勝負にならない。また魅力的な物も魅力的な価格でなければ落札されないので意味がない。オークション会社は落札率を高めるために、出来るだけ低いリザーブ価格(最低落札価格)での出品をお願いする。反対に出品者側は安く落札されるリスクを避けるために出来るだけ高いリザーブ価格にしたい。経験から言えば売却することを優先するならばオークション会社のアドバイスに従うことをお勧めする。彼らは相場をよく知っているので幾らのリザーブ価格なら買い手の手が挙がるかを高い確率で分かっている。出品者の意向をある程度汲んだリザーブ価格で始めても不落札になるかリザーブ価格ギリギリで落札されて競り上がる確率は低くなる。

 オークション会社は出品者から価格を全面的に任された時に相場を無視して極端に低いリザーブ価格を設定することがある。たいていの場合は花の蜜に集まる蜂のように安値を求めて買い手が多く集まるので会場は熱くなり通常のリザーブ価格を大きく超えた価格で落札されることも多い。いつもは冷静なプロも興奮して我を失って追いかけてしまう場面に何度も遭遇した。もちろん想定外に安く落札されることも無いことはないが、その多くは元々の魅了に乏しいものがほとんどだ。

 オークションのカタログにはEstimate Price(見積もり価格)が下限と上限の幅で表示されている。一般的にはEstimate Priceの下限がリザーブ価格の事が多い。買い手としてはリザーブ価格の極端に低い物は結果として高くなることが多いので、敢えてリザーブ価格で落札できる物を狙うのも一考だ。他に競る人がいなくてリザーブ価格で落札できれば結果として成功と言うことになる。オークションの相場は全体として十分にリーズナブルなので相場より極端に安い価格で落札出来ることは少ないと割り切ることが大切だ。状況によってはオークション会社が自らの手数料を削ってリザーブ価格以下でハンマーを打つことがある。リザーブ価格で買うと言う割り切りをすれば、このような幸運も飛び込んでくる。

ブランドジュエリー2017WINTER-2018SPRINGの記事より


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