今日から9月17日まで丸の内の三菱一号館美術館で行われる展覧会「ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界」に行ってきました。
結論から言えば是非時間を作って見るべき展覧会です。
フランス革命からナポレオンにルーツを持つこのメゾンはフランスの宝飾史の中心にいます。
ただ美しいブランドの展覧会と言うより歴史を味わいながらじっくり時間をかけて見てください。
夏休み期間を挟むわずか80日間程度の開催期間中は混雑が予想されますが、出来るだけ混雑時を避けたいものです。展示は関連するナポレオンや妃の絵画も展示され、絵画の中のジュエリーも一緒に展示されています。
圧巻はティアラのコーナーです。

このように本物のティアラも数多く展示されていますが、向かい合う壁には1907年以降のショーメのティアラのマイヨショール(洋銀で作られた模型)が数百のモデルは圧巻です。新しく顧客がティアラの注文をする際にこれらのデザインの中から選ぶことが出来るそうです。

また当時、政略結婚が当たり前の時代にナポレオン3世は恋愛結婚をしてお妃に三つ葉のクローバーのブローチを贈った愛のエポソードも紹介してジュエリーの持つ意味にも触れています。
一番上のルビーとダイヤモンドで出来たハチドリのエグレットが載っている画像はパンフレットです。
展示のコンセプトや美術館の見取り図や音声ガイドのプログラムまで掲載されていますので是非ご覧ください。
パンフレット
美術館へは雨に濡れないルート等が載っているアクセスガイドが便利です。
開館時間は10時から18時で金曜日は21時まででアフター5女子割の日もあるようなのでお出かけの前にトップページの開館カレンダーをチェックしてください。休館日あります。