コメント一覧 (6)

1. • 1. ゆも
   • 2008年03月14日 21:46
   • LMHCのinformation sheetを読むと、
     ﾙﾁﾙの針状結晶などに変化がなくてもﾈｶﾞﾃｨﾌﾞ･ｸﾘｽﾀﾙやｱﾊﾟﾀｲﾄなどが変化したり、
     青色色帯があっても赤外領域の吸収に変化があれば、
     「indications of (low temperature) heating」とｺﾒﾝﾄすることもある‥
     と書かれているのですが、
     これは500℃前後以下の低温加熱処理について言及しているのでしょうか？
     
     先端の分析機器を駆使している全宝協さんだけでなく、
     他ラボでも低温加熱について統一した見解が出せるようになっているのか？
     低温加熱を含む非加熱判断を今後どうするのか？etc
     
     LMHCの動きをご存知であれば教えてください。
     
     
2. • 2. エステン
   • 2008年03月15日 22:22
   • ご無沙汰です。
     
     アメリカのAGLが入ってないのですね。
     
     
3. • 3. 原田信之
   • 2008年03月16日 10:53
   • ゆも様
     
     コメントありがとうございます。
     
     LMHCの第1の目的は用語の統一です。
     おのおのの組織は独立して、競合関係にもありますので、技術レベルは差があります。
     従って、鑑別結果は違うことがあります。
     
     プロとして鑑別業界の状況は把握していますが、鉱物の世界とは一線を引いていますので、鑑別技術には触れません。
     
     私は「美しさ」と「価値」に責任を持って「美しい宝石の装身具」に仕立てることを目指しています。
     
     科学と情報の集積によって鑑別は進化します。
     
     私の宝石の選び方は「無処理」レポートの取得が目的ではありません。
     圧倒的に綺麗な宝石が結果として｢無処理」であっただけです。「無処理」であっても選ばないものが殆どです。
     将来更に鑑別が進んだときに、私の選んだ｢美しい宝石」がその時も「無処理」の範疇に入っているように努力します。
     
     原田信之
     
4. • 4. 原田信之
   • 2008年03月16日 11:01
   • エステン様
     
     お久しぶりです。
     
     人間は3人集まるといない人の悪口が始まるといいますが、こんな理由でAGLが入っていないと言う事は無いと思います。
     
     私は分かりませんが、研究者としての意見の相違があるのではないでしょうか。
     
     機会があれば、確認しておきます。
     
     環境は厳しいでしょうが、お仕事がんばってください。
     
     原田信之
     
     
     
5. • 5. ゆも
   • 2008年03月16日 14:57
   • 
     宝石を選択する際、最も重要なことは「美しさ」です。
     しかし、それ以外に「処理」や「産地」が、
     その宝石の価値を左右することも、事実として否めません。
     
     それゆえ、
     価値ある宝石を安心して購入したいと願う消費者は、
     こういう鑑別の問題にも無関心ではいられません。
     
     原田さんの宝石選び・仕事の姿勢は、充分理解しております。
     
     ただ、
     こういった鑑別問題にも消費者は無関心でないことを
     原田さんのブログをご覧になっているプロの方たちに、
     知っていただけたら‥と思い、
     一消費者として、あえて、質問させていただきました。
     
     ご容赦ください。
     
6. • 6. 原田信之
   • 2008年03月16日 19:25
   • ゆも様
     
     私のことは良くご理解していただいているのは承知しております。
     
     ゆもさんの質問を借りて、鑑別的に「非加熱」「無処理」であることをクローズアップしている業者との立場の差をを明らかにするために距離を置きました。
     
     ご気分を悪くしたら、ご容赦ください。
     
     機会がありましたら、またブログで取り上げます。
     
     今後ともよろしくお願いします。
     
     原田信之