Antwerp Diamond Street





金融危機を発端とした世界同時不況は研磨済み以上に過熱していたダイヤモンド原石市場にも影響が現れています。
1ヶ月前に行われたBHPの原石の入札が夏休み前の相場の20〜40%減という結果におわったことで、業者の不安が一気に表面化しました。
金融機関も融資を引き上げにかかり、積極投資していた業者ほど厳しい立場に追い詰められています。
10月DTCのサイトも市場の悪化を受けて、当初の予定額を大きく下回る量に調整されました。
原石価格と研磨済みの価格は、短期的には必ずしも同調しませんが、原石価格の調整が投機の部分を越えて下がると研磨済みにも影響が出てきます。
大粒ダイヤモンドの高騰が始まった3年ぐらい前の相場に戻るのではないかと市場では囁かれています。
もともと値が殆ど上がらなかった2カラット未満のサイズに関しては、微調整が予想されています。

今後の値動きを注意深く見ていかなくてはなりませんが、円高の進展と相まって大粒ダイヤモンドを買いたい方には、またとない機会が訪れる可能性があります。

写真は、アントワープのダイヤモンド取引街の風景です。左手に見えるのはユダヤ教のシナゴークです。