これは、昔懐かしい缶入りキャンディーではありません。
Renaissance Diamonds Inc.が製造した人工ダイヤモンドの原石です。
以前にこの合成ダイヤモンドの記事を書きましたが、原石を実際に手にとって見ることが出来ました。
どの原石もサイズ、形ともにほぼ同じです。
いくつも並べると本当にキャンディーのようです。
こちらは、アンゴラ産のダイヤモンド原石です。
なんて美しいのでしょう。
自然が作る宝石はどれ一つ同じものはありません。
形も全て不定形です。
原石を見ると違いは一目瞭然です。
自然が何千年、何万年かけて創ったものと、機械で4、5日で作ったものが同じわけがありません。
現在この人工ダイヤモンドのカラーとクラリティーは均一に上がらないようですが、制御の技術が確立するのも時間の問題です。
いつの日か無傷で思い通りの色の人工ダイヤモンドが安価で大量に出現するでしょう。
しかし、幾ら科学的に同じ成分でも天然のダイヤモンドとは全く別なものだということを理解しなくてはなりません。
技術の進歩で、もっと質の良い合成ダイヤが出現するでしょうとのことですが、見た目でだまされないような目を養いたいと思います。
アンゴラ産の天然ダイヤの原石、美しいですね。どれひとつとして同じものが無いなんて、人間と一緒ですね。