Lollipops close up

○ちょっと一息

これは何でしょうか。
Fancy Orangeのダイヤモンドの顕微鏡写真?
それともマンダリンガーネット?

いいえ、これはただのキャンディーのクローズアップです。


アントワープのレストランのお茶うけについてきたLollipopsです。
日本語では「ぺろぺろキャンディー」とでも言うのでしょうか。

ヨーロッパの食べ物の造形には惹かれるものがあります。
如何にもにも1本1本手作りで作りましたと言わんばかりの好い加減の姿をしています。
もちろん大量生産されたものですが、日本のように型に入れて同じに仕上げるのと大違いです。
どこか懐かしいものを感じさせます。

Lollipops


日本のケーキはどれも綺麗で揃っています。
味も洗練されていて申し分ないのですが、やはりパリの街角にあるものと比べると物足りません。
どこかでちょっと力が抜けていて、逃げ場があります。
あちらのお洒落も同様に全部決めすぎないでわざと隙を作ります。

宝石は、本来自然が作ったものなので、不完全でもちろん隙もあります。
我々が作る装身具はどうでしょうか。
がちがちになりすぎていないでしょうか。
このキャンディーのような装身具を作りたいものです。