イエローゴールドとプラチナのチェーンの拡大写真です。
良くご覧ください。
貴金属の種類や細かな傷み以外に決定的な違いがあります。
業界の方はもうお分かりですね。
そうです。
チェーンとプレートを繋いでいる丸い環が、イエローゴールドの方は一箇所が僅かに間が開いています。
プラチナの方はロウ付けがされて間が塞がっています。
業界では開いているものをアルファベットの“C”のようなので「C環」、塞がっているものを「O環」と呼んでいます。
ジュエリーの多くのチェーンは「C環」タイプです。
なぜわざわざ開けているかと言うと、強い力で引っ張られた時に首を絞めずに外れるようにするためです。
「安全」のためだったのです。
但し、この「安全」の仕組みは危険な状態でなくても外れることが多く修理に持ち込まれます。
場合によっては、知らない間に外れてチェーンのみならずペンダントヘッドもなくなる悲劇的な結末をもたらすこともあります。
私のところでは、そのような事故が起きないように全てのチェーンの環をロウ付けしています。
もっとも、線径が0.28ミリの細いチェーンを基本的に使用し、ある程度の力が加わればチェーン自体が切れることを前提としたうえで、外れない「安心」を優先しています。
もちろん強い力が加わっても切れないような太さのチェーンの場合は「安全」を優先します。
状況に応じて判断します。
あのう、ダイヤリングで3ストーンや5ストーンの場合の、隣りの石同士の色やクラリティなんですが・・・
前にアドバイス頂いて、5ストーンに気持ちが揺れかけたのですが、ここにきてやっぱりラウンドブリリアントで1ctのソリテールリングにしようかとも思い始めています。
予算的に「Hカラー、VS2、3EX」、あるいは「Gカラー、SI1、3EX」というところです。今、ピアスとして0.54と0.55ctのG、VS1、3EXを持っていて、今回の1ctをまずはソリテールリングとして楽しんだ後、もっと歳を重ねたら、1ctと0.55ctでスリーストーンリングにするのも豪華でいいな・・・と思っております。
GのVS1で綺麗なのを探せれば一番いいのですが、予算もあるので、3ストーンにしたとき、隣りの石との差が目で見て気にならないならいいかと思います。
色を優先した場合はGのSI1ですが、SI1だと、リフォームを断られる?とも聞いたことがあり、HのVS2の方がいいのか、でも、サイドの石との色の違いが気になるのか・・・一般的には、隣同士でも、1グレードくらいは気にならないでしょうか。目で見るのが基本、とは判っているのですが、たぶんお店では緊張して冷静に見られない気がしています。
この場合だと、色かクラリティか、どちらを優先するとより良いと思われるでしょうか?また、SI1だとリフォームで傷が広がったりすることもあるのでしょうか。もし宜しかったら教えていただけますでしょうか。