ジュエリーコンシェルジュ原田信之

諏訪貿易が提供しているジュエリーの相続資産の査定・仲介のサイト「宝石ドットコム」の責任者:原田信之のブログ

ダイヤモンド原石

ラフダイヤモンド ジュエリーコンテスト 2017

ラフダイヤモンドコンテスト2017

今年も諏訪貿易が主催しているラフダイヤモンドジュエリーコンテストがやってきました。
ダイヤモンドの原石のジュエリーをテーマに重ねて今回で8回目になります。
ようやくジュエリーコンテストとして認知され始めました。
ダイヤモンドの原石ジュエリーも唯一無二の自然を身に着けたい方に支持されて徐々に広まっています。
De Beers Daimondsのタリスマンコレクションはブライダルのラインも揃えて更なる広がりを見せています。
応募要項は下記のページをご覧ください。
8th Annual SUWA Rough Daiamond Jewelry Contest
原石の動画を見るだけでも大自然を感じます。
ページの最後に過去のコンテストの受賞作品や選考風景が掲載されていますので参考にしてください。

Diamonnd Pipeline 2014 (2)

供給業者別原石金額

このグラフは原石供給の2大プレーヤーであるDe Beers(デビアス)とAlrosa(アルロサ)のシェアを示したものです。
De Beersはかつて殆どの鉱山を傘下に収め原石供給の8割を握っていたことがある独占企業でしたが、現在は南アフリカ、ボツワナ、ナミビアに自社が権利を持っている鉱山とカナダの2鉱山がメインとなっています。
とはいっても40%近いシェアのリーディングカンパニーなので未だに影響力は大です。

Alrosaはロシアの上場企業ですがロシアと地元サハ共和国が株の75%を持っている国営ダイヤモンド採掘企業です。
ロシア内の殆ど鉱山と最近ではアンゴラ、ボツワナ、ジンバブエ等のアフリカでの採掘事業にも進出しています。

原石市場はDe BeersとAlrosaの2社で約7割を占めいている寡占状態です。
2社は販売手法からみると性格の異なる企業です。
De Beersは伝統的なサイトホルダーと言う長期契約で定期購入顧客が90%で残り10%が自由参加の入札で販売しています。
より安定を重視した体制です。
対するAlrosaは64%がサイトホルダー、スポット販売が21%で残り18%が入札制なので、より変動的です。
両社が歩調を合わせれば価格の調整は可能ですが、現在は入札制と言う需給に応じた販売も少なくないので思い通りにはいきません。

2社以外の独立系の企業の多くが入札制を取り入れているので今後の相場の変動はより大きくなります。
2000年にDe Beersが価格のコントロールを放棄したことで需給に応じて相場が変動する体制が出来、その後の資産バブルに伴って大粒ダイヤモンドが高騰しましたが、入札制が値上がりのピッチを高めたことも見逃せません。

Diamonnd Pipeline 2014 (3)に続く。


BHP ダイヤモンド原石

Antwerp Daiamond Exchange ADC







アントワープにある3つのダイヤモンド取引所の1つが入っているADCビルの入り口です。
沢山のバイヤーがこのドアーをくぐります。
この先は、パスがないとゲートを通ることが出来ません。
パスが無い人は、アポイントの確認が必要です。
プロの世界です。

BHP ROUGH Makable 22,000ctBHP ROUGH Makable close up







本日、運よくカナダのBHP社のEkati鉱山の原石に出会いました。
原石は、通常は入荷から1週間以内には全て完売されます。
入りたての原石に出会うにはタイミングが全てです。
これは、マイナス7 メイカブルです。
インド向けの主にメレー用の原石です。
マイナス7とは、7番の篩いにかけて落ちるサイズと言う意味です。
直径2ミリ未満で、40分の1カラット以下のサイズになります。


重さは、22,000カラットです。
約4.4キログラムです。
砂糖でもこんなに買いませんよね。
万年筆の大きさでお分かりになると思います。
クローズアップでみると様々なのが良く分かります。
原石のプロは、この状態ですと産地が分かるようです。
研磨すると難しくなりますが。

今日は、原石に出会えて幸運でした。



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