ジュエリーコンシェルジュ原田信之

原田信之 所有されているジュエリーの活用方法をアドバイスする株式会社ジュエリーアドバイザー アンド ギャラリー JAAG(ジャーグ)の代表のブログ。オークションの査定や百数十回に及ぶ宝石の海外買い付け、ジュエリーのプロデューサーとしての経験を生かして、相続や売却、資産性のある宝石の購入のアドバイスをします。

Gimel

Gimel 銀座SIX ギャラリー展

Gimel展GINZA6

名古屋で行われたGimel展に行けなかった首都圏の方に朗報です。
名古屋の展覧会の代表的な作品を集めたギャラリー展をGINZA SIX(銀座松坂屋跡)で行います。
規模は小さくなりますが、何より無料です。
今から手帳のスケジュールに入れておきましょう!

2018年4月19日(木)〜25日(水)
GINZA SIX 5階
Artglorieux GALLERY OF TOKYO
10:30-20:30(最終日は18時まで)


Gimel Art Director 穐原かおるさんよりのメッセージです。(Gimelホームページから)
昨年9月に名古屋 松坂屋美術館で『 Four Seasons of Gimel ― ギメル 美の軌跡 “神は細部に宿る”』を開催し、6,000人に迫る来館者がありご好評をいただきました。
この美術展のエッセンスを凝縮した展覧会を、4月19日から東京・銀座SIXで開催します。ぜひ、皆さまのお越しをお待ちしております。



All of Gimel

ギメルさんアトリエ

日経電子版の映像コーナーにギメルさんのアトリエを紹介した動画がアップされました。
ギメルさんの美しさの源に迫る約5分のる力作です。
アトリエのある自然環境からアトリエの作業風景、穐原社長のインタビューと盛りだくさんです。
ギメルさんアトリエ風景PG

空枠にダイヤモンドをはめ込む作業やアジュール(裏取り)を木綿糸で丹念に磨く作業の動画は静止画では決して伝えられない情報量です。
宝飾に携わる人ならず工芸品に興味のある方は必見です。
ここまでオープンにしたギメルさんに感謝です。
ギメルさんアジュール磨き


日経さんの動画はこちらから:日経映像

下はYoutubeの動画です。

CREDOR+Gimel WATCH=頂上×2 WATCH

Gimel watch pave setting 2

セイコーCREDORとGimelのコラボレーションウオッチが登場しました。
CREDORはフランス語で「黄金の頂き(CRETE D’OR)」を意味し、ムーブメントから細かな部品のひとつひとつに至るまで、厳選された素材に名工の技術を注ぎ込み、その美しさと品質を守り続けています。
Gimelは世界最高品質の色とりどりの宝石をプロデューサーの穐原かおる氏が絵の具のように使い自然を描き、屈指の技術をもった自社工房で仕立てるジュエリー史に名を残すであろうトップブランドです。
正に頂上同士のコラボレーションウオッチです。

この小粒で濃いピンクダイヤモンドは世界で唯一の産地であるオーストラリア アーガイル鉱山産の上澄み品質です。
アーガイル鉱山から宝石品質のピンクダイヤモンドは産出率は0.05%程度とされています。
しかしこのピンクダイヤモンドはその成り立ちから殆どに大きなキズがあります。
Gimelの宝石は殆ど無傷(VVS-VS)です。
ピンクダイヤモンドも例外ではありません。
この段階で更に数%です。
この品質のピンクダイヤモンドでジュエリーを作る事は気の遠くなるような作業の連続です。
その品質のピンクダイヤモンドでサイズ、色合いを揃えるのは奇跡のような事です。
あまりに透明度が高いのでGimelのジュエリーには清潔感すら漂います。
そのダイヤモンドを自社の工房で純粋培養された先鋭のクラフトマンが緻密な計算の上に製作しセッティングをしていきます。
Gime watch making

Gimel Pink Diamond for setting

竜頭につけられたカラーレスのダイヤモンドも稀少です。
いわゆるローズカットと呼ばれるものですが、通常は厚みがこの半分程度です。
ローズカットは厚みが足りないと透けてしまい魅力がありません。
このローズカットは特注品でハイドームにつくられています。
高いドームはシャンデリアの様に強いシンチレーションを発します。
因みに一般的なローズカットは比較的安価な原石から研磨されるのでキズがあるのが普通ですが、このローズカットもGimel品質が貫かれています。
Gimel watch rose-cut


このシリーズにはピンクダイヤモンドの他、カラーレスダイヤモンド、サファイアとステンレスモデルがあります。
価格やスペックにつきましては、公式ページをご覧ください。

公式ホームページ:GREDOR+Gimel
Gimel watch pink diamonds

Gimel watch diamonds

Gimel watch Sapphire


上記の中でカラーレスダイヤモンドモデルと公式ページにあるステンレスモデルは先行予約会が下記の通り行われます。

○セイコープレミアムブティック
3月30日(水)〜4月6日(水)
〒104-0061 東京都中央区銀座7-9-16
営業時間 11:00-20:00(日曜・祝日は19:00まで)
TEL 03-3562-3800

○和光本館1階
4月7日(木)〜17日(日)
営業時間 10:30-19:00
TEL 03-3562-2111




Gimelの世界

2016年最初のブログは「Gimelの世界」です。
あるコレクターの方からコレクションをお預かりしました。
せっかくですので私のディスクリプション(説明)をつけてご紹介します。
Gimelさんにお伺いしたわけではありませんので、勘違いがありましたらご容赦ください。

Gimelさんについては内外でたくさんご紹介されていますので説明する必要はありませんが、一言で言うと「将来ジュエリーの歴史でラリックやJARのような別枠で扱われる可能性のあるブランド」です。


3作品を明日から連続でご紹介します。

明日からの添付画像はクリックすると大きくなります。
さらにクリックするともっと大きくなります。


Gimel World

GimelさんホームページトップS









大変嬉しいお知らせです。
待望のギメル(Gimel)さんのホームページがオープンしました。
今まで、限られた方しか作品を見ることが出来ないので、多くの方からどこで拝見出来るのかお問い合わせを頂いていました。
このホームページで代表的な作品をご覧になれます。
もちろん、実際の作品には敵いませんが、ウエブの画像からもプロデューサーの穐原さんの世界観を感じることが出来ます。
Gimelさん作品集 唐辛子S






穐原さんの作品からは自然への敬意が感じられます。
宝石と言う絵の具で描かれた芸術作品でもあります。
この唐辛子のブローチは、小さいながら私の大好きな作品です。
このまま摘まんで料理に使いたくなるほど生き生きしています。

ギメルさんのジュエリー作りの姿勢は、一言で表すと、Perfection「完璧」です。
宝石は自然の産物なのでどれも「不完全」ですが、その不完全な宝石の中で可能な限り完璧な素材に拘っています。
宝石の透明度、色の彩度が段違いです。
また、その加工技術の高さは他と比べようがありません。
世界のブランドすらも、その前では大衆向けの装身具にしか見えません。
その姿勢に妥協はありません。

全く隙がないように思えるギメルさんのジュエリーですが、どこかにちょっとした悪戯心が隠れています。
表から見えない葉っぱの裏に芋虫や蟻が隠れていたり、こんな愛らしいカタツムリのブローチもあります。
Gimelさん作品集 カタツムリS









このホームページも、ギャラリーを開くとカエルがページを下から上に登って元の位置に陣取るという楽しいものです。

日本にGimelさんがあることを誇りに思います。


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